飲食店の装飾フィルムは店のイメージにつながります 

一般家庭の方の窓フィルム施工は、飛散防止フィルム、遮熱フィルムが圧倒的に多いと思います。

地震や台風やその他の災害のため、地球の温暖化、暑い夏の省エネ対策、電気代の節約のためとそこが目的として増えてくるのはお客様の要望としては当然だと思います。

自分達が施工する時にも、お客様のお悩みを解消するご注文頂いたフィルムをとにかく美しく施工する事に専念します。当然と言えば、当然のことです。

飲食店さん、テナントさんなどの店舗の場合は先ほどの美しく施工する事に専念するというスタンスは全く同じですが・・・

そこにデザイン性、お店の雰囲気にあったフィルムがプラスアルファとなってきます。

お店に来られたお客様と外側との目線やプライバシーの保護を考えての目隠しフィルム

お店の雰囲気を考えてのおしゃれな装飾フィルムなどの施工の比率が一般家庭のお客様以上に高いのはうなずけると思います。

装飾フィルムや目隠しフィルムは日射調整の効果などの機能は落ちるものもありますが、各メーカーお洒落なフィルム、スタイリッシュなフィルムがたくさんあり、お客様のご希望のデザイン、イメージ、フィルムの性能、ご予算など色々お話を伺い、直接の指定がなければ、ある程度の候補を考えその中より提案し選んで頂いております。

西尾市の『S&S.aドッグカフェ』の施工を依頼されました。実はわたくしはこの店の開業準備にも携わっており、早くからこのお店のオーナー、お店の設計をされる方、施工する建築会社の責任者の方とお店のコンセプトやイメージを伺っておりました

一般の方のカフェスペース(夜はワインバー)とワンちゃん同伴のカフェスペースは入口から全く分かれており、

 

 ワンちゃんのブースが個室で別れており、部屋の仕切りが全てガラス張り

 

その全てのガラスにわんワンちゃんが隣の部屋のわんちゃんに興奮しないため、単にお客様の目線、プライベートな空間を保つための目隠しの装飾フィルム

 

ワンちゃんブースの各部屋以外にも店内は基本ガラス張りで非常に開放感のあるお店の雰囲気です、その箇所にはクリアな雰囲気を残すため透明の飛散防止フィルムこれが初めの基本的な方向性でした。

(ガラス自体はすべて強化ガラス、同業の方は分かると思いますが、強化ガラスは施工の際にカッターを入れれないので、フィルムのカットからかなり気を遣います)               

フィルムの最終的なデザインの決定は実際にいろんなものが出来てこないと店のイメージと本当にマッチするものが選べませんでした

日に日に出来ていくお店の雰囲気から、イメージカラーは白、内装は白木が多く使われナチュラルな雰囲気、お店の照明(丸形)とかの取り付けが進み、大体のイメージはつかめました

指定のフィルムがあればそれをただ施工するだけなのですが、ある程度自分達に任せて頂けるのは、非常にやりがいを感じましたが

もし施工したフィルムがオーナーや設計者の思いに沿わなかったり、店のイメージが悪くなったらどうしよう・・と不安もありました

自分のイメージとしては

『あくまで白基調で丸い照明をお月様のイメージにそこに下から霧が浮き上がる様な目隠しフィルム』

                                             

 part2に続く