初めまして、ホソカワMadoフィルムの細川と申します。愛知県の西三河にある西尾市で妻と2人、この窓フィルム施工店を開業したばかりの新参者です。前職は、同じ市内で和食飲食店の雇われ店長をやっておりました。
今でさえ、夫婦で開業しましたが、元々はこういった仕事自体、妻に向いていると思いましたし、転職を考えていた妻に窓ガラスフィルムの施工の仕事を探し、勧めたのは自分でした。妻の実家の母親は長年編み物教室をやっており、妻は『編み物教室の娘』という事で元々手先も器用でした。自分も割とマメにいろんな事やってましたが、妻には全く敵わず、古くなった自宅の壁紙を自分一人で家中貼り直して、本当に自宅をリフォームをした時、壁紙の業者さんが妻のあまりのスキルの高さに「とても素人の人がやったと思えない・・・」と舌を巻いてました。(また別の機会に紹介しますが、今も大好きなワンちゃんの写真入りグッズを作ってますが、プロ級です)
そんな妻に勧めていたこの仕事だったのですが、そんなこんなで色々な開業のためのお話しや先輩業者さんのお話しを聞いていて窓ガラスにフィルムを貼るだけでこんな普段の色々な悩みが解決し、日々の暮らしが快適になるなんてとびっくりしましたし、この素晴らしさを皆さんにもっと知ってもらい、地域にも貢献していけたらと考える様になり夫婦で始める事にしました。
ですが、開業するための色々施工の研修を繰り返したり、修行に行ったり、フィルムの勉強をしていく中、思いっきり壁にぶつかって心がボキボキに折れました。「俺ってこんなにダメダメだったの・・?」仕事が上手く出来ず、悔しくて眠れない、気を取り直して次の日にもう一度、やっぱり思った様に出来ない・・・ 先輩業者さんにも「全く努力が足りない、フィルムの仕事を甘く見過ぎじゃない?」と散々罵られ、焦れば、焦るほど空回り、ポーカーフェイスが仇となり、周りからは「仕事もせずに、ボーッとしてる」と言われ、色んな意味で自分は甘えもあったと思いましたし、先輩の業者さん達は確かに厳しかったけど、『どんな現場にいっても対応出来る技術を習得して欲しい』という思いやりがあっての事ですが、その頃は、全く進歩出来ない自分に対してどうしたらいいのか分からない日が続いてました。
ですが、自分の為ではなく、すべてはお客様のため、お客様に満足頂ける施工を提供するためにはすべてを乗り越えていくしかなかったのです。開業した以上は、自分も職人のはしくれですのでこの先も勉強しなければいけない、技術も正直まだまだだと思うことあります、そこは日々精進して少しずつでも進歩していくしかないです。幸運にも自分には妻もいて時にリカバリーもしてくれます。そんな妻にも得ての悪い事がありますが、そこは自分がリカバリーしています。正直今の自分達は夫婦で成り立っているのかもしれないです。『1∔1=2』になっているかはまだ???です、もしかしたら『1∔1=1』のレベルなのかもしれないですね。ですが、早く『1∔1=3にも4にもなる』施工店に必ずなりたいです。
自分達が、このフィルム施工店の開業準備に入ったり、仕事を始めた頃、自宅の周りや知り合いの方に色々あいさつ回りをしたりチラシを配ったりしていましたが、この地域の方のガラスフィルム施工に対する認識の薄さに驚きました。でもって、まずは窓フィルムとは何ぞやから話しを始めると、『そんな窓ガラスにフィルムを貼るだけで色んなことの解決になるんだね~』って感心される方が非常に多かったです。自分達が思う以上に世の中の人はまだまだフィルム施工に対する認知度が少ないのです。
世の中には無数の窓があります。窓の内側と外側には人の様々な営みがあります。正直、まだまだ新参者の我々にはまだ力不足かも知れません、ですが、微力かもしれませんが、私たちのフィルム施工を通じ、窓と世界を繋げたい・・・人と環境に優しい事業をしていきたいと思っております。