飲食店の装飾フィルムは店のイメージにつながります
『白基調で、丸い照明をお月様のイメージにそこに下から霧が浮き上がる様な目隠しフィルム』
自分の中ではサンゲツの『朝靄』を全体に…部屋同士が隣接してるガラスとVIPルームには少し変化が欲しかったので、
同じサンゲツの『ポップエティコ』+『エティコ』のジョイントである程度の高さを出して施工しようと思っていました。
最終的にデザインをオーナーに確認したところ、ある程度の統一性を出したいという事で、サンゲツ『朝靄』
で全部屋に施工する事に決まりました。
工期は当初かなり余裕を頂いていたのですが、お店のHPに掲載する写真撮影の日程が早まったので、急遽1/2に短縮になりました。
自分たちの初めの思いでは、カラス張りの部屋のカラス自体の寸法は一緒で同じパターンでカットしたフィルムを順番に貼っていくだけと思っていましたが…
各ガラスの採寸を取るとガラスのはまり具合によりかなりバラツキがあり、想像以上にフィルムのカットにも苦労しました。
それ以外にも入口付近の飛散防止フィルム、奥のワンちゃんブースの遮熱フィルム、目隠しフィルムなどの施工もありましたので、
工期の前半は無理をしてでもある程度の枚数の施工をこなし、後半に手直し微調整を含めてゆっくり完了する工程にしました。
何枚も貼っていくと時にうまく貼れず貼り直しした箇所もあり、予定が狂わないか焦る時もありましたし、妻と施工しながらお互いの仕事に納得出来ずぶつかり合う時もありましたが、何とか予定より一日早く施工を完了する事が出来ました。
入口付近の飛散防止フィルムには営業時間などカッティングシートを貼りよりカフェぽくなると思います。
完成して照明をつけたらそこには自分たちの思い描いたイメージの言幻想的な風景が広がっていました。
設計の方、店のオーナーにも大変満足して頂く事も出来、
とりあえずはホッとしました。
店がオープンして『自分達が手掛けたお店が繁盛する』
のを望むのはもちろんです。
実際にお客様にどういう風に映るかまだ分かりませんが、たとえ何人かのうちの一人でも私たちが施工したフィルムに目に留まり
『このフィルムいい感じだね』と言って頂ける方がいたら個人的には嬉しいです。